琵琶を扱ってるお店
ネットやオークションで買った琵琶がそのまま弾ける状態ならいいのですが…
修理しないと弾けないものもあります。
その時にお世話になるのが琵琶も扱ってるお店や琵琶工房です。
琵琶工房に行く時は電話やメール等で、ある程度どのような状態の琵琶なのか説明してから行くと、職人さんも助かります。
レンタルできることもある
琵琶の会や教室に入会すれば、ですがそこのグループで管理している琵琶をレンタルできることもあります。
石田琵琶店
東京都港区虎ノ門3-8-4
電話03-3431-6548
月曜日〜土曜日
9:00~17:00
休業日日曜、祝日
日本で唯一の『琵琶専門店』東京・虎ノ門と埼玉・坂戸に工房があります。
石田琵琶店BIWA工房
埼玉県坂戸市大字善能寺193番地
電話049-289-5296
biwaya-ishida@jcom.zaq.ne.jp
東京・虎ノ門の石田琵琶店の息子さんの工房です。改造琵琶や創作琵琶も手がけています。
武蔵野楽器(雅楽全般・雅楽教室併設)
東京・王子にあります。楽琵琶だけでなく、雅楽全般なんでも相談できるお店です。
新品で琵琶を買う!っとなった時、一体いくらくらいの予算を組めばいいのか…?を聞いてきました。
- 琵琶の種類によって予算はいくらですか
- 薩摩琵琶四絃四柱…350,000円(税別)~
- 鶴田流琵琶五絃五柱…450,000円(税別)~
- 筑前琵琶五絃…800,000円(税別)~
- 他に雅楽琵琶、平家琵琶も取り扱いあります。
- 注文してからどのくらいでできますか
- 琵琶の種類、仕様にもよりますが、ご注文後、2~3カ月程度で納品いたします。
そのほか…ネットのオークションサイト、ネットショップサイトで購入できます。
上記より安く購入できるのは魅力ですが、出品者が琵琶のことを分からずに出品していることも多々ありますので、写真では見れない場所に壊れている箇所があったり…ということはありえます。そのため、購入後は修理が必要になるものも多く出ています。そう言ったものを購入した時はやはり、上記の琵琶工房に持ち込む等して相談してください。
楽器の取り扱いのポイント
楽器全般に言えることですが、よく弾いてあげることが大切です。
継続して演奏し、良い振動を与えることがその楽器が成長させることに良い影響を与えます。
もちろん愛情を持って接するのが一番大切です。
購入後はどのようなメンテナンスが必要なのか
絃は定期的に交換し、柱(フレット部分)は演奏すると消耗していくので、音色が悪くなってきたら柱の表面を削る作業が必要になります(さわりの調整)。何年かに一度の割合で、柱の交換も必要になります。
糸巻もかみ合わせも緩くなってくるので、使用頻度にもよりますが、数年に1度は糸巻の調整も必要になります。
弾いていくうちにまず最初に追加で必要になるものは「糸」です。
糸の値段
460〜500円。ただし、筑前の一の糸(一番細い糸)は一巻きで二本分。
糸は絹糸製。糸の生産地は滋賀県。やはり日本産の絹が良いそうです。
一の糸が「一」二の糸が「二」ととして売っています。ただし一番細い糸は、声の高さでいくらはバリエーションがあります。
平家琵琶、楽琵琶の糸の値段は分かりませんので、店舗に相談してください。
わかりにくい時はお店に聞きましょう!大丈夫。思っているより敷居は低いですから!
電話で問い合わせして、送ってもらうこともできます。ネットではまず、売っていませんので。
琵琶用の糸でなくても音は出ます。三味線や様々な楽器のナイロン絃など。が、絹糸でないとあの独特のビブラートが出ません。